お客さんのHPを作ろう!!ってなった時、レンタルサーバーは誰が準備したらいいのか?という疑問が出てきませんか?
私は最近この問題でつまづいてしまったので、それを共有させていただきます。
※今回はXSERVER利用時の事例となります。
お客様のサーバーを私(自分)名義で作った
私は過去に、レンタルサーバーを誰の名義で契約すれば良いのか?という疑問に遭遇した際、このようにツイートしています。
一旦、自分名義で作って、あとでお客さんに変更するという方法です。
この手続きは現実的に可能ではあるのですが、いざお客さま名義に変更するということは、思っているより大変なことでした。
名義変更に必要な手続き
XSERVERの公式HPには、名義変更について以下のように記しています。
書面による「ご利用権限譲渡を伴う名義変更」申請により、Xserverアカウントに紐づくすべてのご契約を第三者に譲渡することができます。なお、譲渡後のご契約区分(個人・法人)により、お手続き方法が異なります。詳細は、譲渡後のご契約区分も添えて、サポートまでお問い合わせください。
XSERVER公式HPより引用
ということでさっそくサポートに電話しました。
すると「メールを送るので、それに従って手続きをしてください」とのことでした。
メールに書いてあった手続きを要約します。
自分とお客さん、双方の氏名と捺印が必要
支払い情報(カード情報)の変更
上記の方法で、名義変更をするとそれまでのカード情報はリセットするとのことです。
名義変更が完了後、お客様にてお支払い情報を登録していただければ、支払い情報の変更も完了となります。
サーバーはお客さん名義で作るべし
上記の手続きを考えると、「サーバーは最初からお客さん名義で作る」これが確実であると言えます。
しかしながら現実的には、サーバーを作ることは色々な操作が必要であり、簡単なことではありません。
サーバーをお客さんに作っていただく方法としては、以下3つが挙げられます。
1、対面で説明しながら作ってもらう
横で説明しながら、お客さんに操作してもらい作ってもらうという方法です。
直接会うという点で、かなり限られた方への対応になってしまいますが、確実であるといえます。
2、オンラインで説明しながら作ってもらう
双方に環境が整っている必要がありますが、それがクリアできれば可能な方法です。
3、方法を文章化してそれに沿って作ってもらう
ブログ記事などに文章化して、それを読んでもらいながら作ってもらうという方法です。
文章を準備する必要がありますが、一度作っておけば繰り返し使うことができます。
または分かりやすくまとまっている記事をみてもらうという方法でも良いと思います。
これら3つの方法をお客さんの状況に当てはめて、使い分ける方法が良さそうです。
これに関しては模索中でありますので、他にも良い方法があればぜひ教えてください。
自分のサーバでお客さんのHPを運営してもいいの?
少し話題は変わりますが、「自分のサーバにお客さんのHPを作れば、お客さんのサーバー代がかからないし、運営するHPが一元化できていいやん」っ思ったことがあり、それが可能かどうか調べました。
これもXSERVERの例になりますが、これは原則NGです。
このことを「再販」や「又貸し」と言いますが、XSERVERでは再販について以下のように記しています。
当サービスでは、有償・無償を問わず、ご契約名義以外の第三者に、サーバーリソースの一部を貸与する行為を「再販」と定義し、原則として禁止しています。
XSERVER公式HPより引用
しかしながら下記の条件を満たす場合のみ、再販が認められています。
・ 当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
XSERVER公式HPより引用
・ 不特定の相手を再販先としないこと
・ 再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
・ 契約者は、再販先に対して、禁止事項など当サービスにおける利用規約を説明し、遵守させること
・ 再販先へのサービス上のサポートは、契約者自身が行うこと
・ サーバーに多大な負荷をかけないこと
つまり超要約すると、親しい人5人までならいいよということですね。
これに当てはまらない場合には、必ずお客さん毎にサーバーを契約しましょう。
まとめ
サーバーは、お客さまごとに、お客さま名義で作りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。